SCRATCHはその風貌と生み出すアクションのパワーによって、コンディションの良いクウォリティフィッシュを引きずり出す一撃必殺の釣果が持ち味。対してANSWERは、SCRATCHでは水面まで引っ張り出せない局面においても神経質な魚をテクニカルに誘い出すことができる繊細でデリケートなアクションを多彩に演出できます。

スロー〜ミディアムリトリーブでは、水面〜サブサーフェスを身をよじるようになまめかしく泳ぎ、水面に理想的な波紋とテールペラによるスプラッシュ＆カリカリサウンドを発生。強すぎないウェイキングアクションで「線の釣り」を遂行します。

ロッドワークに対しては、その強弱やストロークによって実に多彩な表情を見せます。

やや尻下がりの角度で浮くANSWERは、ロッドワークを加えることで頭を下げ水中にダイブします。その際にテールのペラが回転し、甘いサウンドと飛沫を生み出し「点の釣り」でも魚を誘います。

ロッドワークを強めたりリッピング気味にストローク幅を長めに取れば、身を捻りながらボディに泡を纏い水面下50cm程度ダイブ。まるで本物のベイトフィッシュのようになまめかしくアピールし、深場に定位する魚にもアピールすることが可能です。

また、ロッドの重みでラインスラックを「トン」と叩くような極優しいロッドワークでは、その場でお辞儀するようにダイブ。ダイブ時にテールペラを回転させて優しい飛沫とサウンドを発します。長めのステイに織り交ぜればアフタースポーンなどのナーバスな魚をも反応させることができるメソッドです。

ANSWERは、タダ巻きやダイブ時にペラが回転して多彩なエレメントを発生しますが、ダイブ後の浮上時にもしっかりとペラが回転するようにセッティング。ダイブアクションで魚を寄せて、ゆっくりと浮上する際に回転するペラがバイトトリガーになります。浮上中に下から引っ手繰られるため、しっかりと「浮上の間」を意識して操ることが釣果を伸ばすキモ。ANSWERは想像以上に深場からも魚を寄せるチカラを持っているので、浮上とステイを意識してください。

「点と線の釣り」を繊細な領域で両立したSWITCHBAIT・ANSWERは、SCRATCHへのアンサーとして生まれたもうひとつのSWITCHBAITとしてあなたの攻め手を厚く強固なものにするでしょう。

※ANSWERのテールペラは浮上時の微弱な水流でも回転するようにシビアなセッティングを施しています。ミスキャストでヒートンが曲がったり、ヒートンの露出距離が変わるとペラの回転が悪くなる可能性がございますのでご注意ください。また、無理にヒートンをねじ込んだり抜き挿しを繰り返すとボディ強度が損なわれ、ヒートンの抜けやネジ切れ、ボディ破損や水漏れの原因になりますのでご注意ください。

ペラ、ワッシャー、ヒートンは通常より耐久性の高い材質を採用していますが、実使用に際して水圧と回転によりかなりの摩擦を受けています。当然ながら使用に伴い摩耗していきますことをご承知ください。